風呂なしの住宅にお風呂を設置する費用相場|2階や離れに増設する際の費用も解説

風呂なし物件にお風呂を設置する費用相場|埼玉|ナジャムリフォーム

風呂なしの住宅にお風呂を設置したい。費用はどれくらいかかるのか。」とお悩みの方へ。

築年数の古いご自宅が風呂なしの場合もあると思いますが、快適で衛生的に過ごすためにお風呂を設置したいですよね。

また、2世帯住宅にリフォームする際に、「2階にもお風呂を増設したい」といったケースもあると思います。

そこで今回は、埼玉で多くのリフォームを手掛けてきた工務店『ナジャムのリフォーム』が、風呂なしの住宅にお風呂を設置する際の費用相場を紹介します。

事前に「お風呂を設置する費用相場」「どのような工事が必要になるのか」などを知ることで、工事を実施するかどうかを判断できます。

ぜひ、最後までごらんください!

風呂なしの住宅にお風呂を設置する際に必要な工事

風呂なし物件にお風呂を設置する際に必要な工事|埼玉|ナジャムリフォーム

風呂なしの住宅にお風呂を設置する際には、一般的なリフォームと違い、「給排水工事」「解体工事」などの工事が必要です。

ここでは、以下のとおり、風呂なしの住宅にお風呂を設置する際に必要な工事を紹介します。

  • 間取り変更工事
  • 基礎工事
  • 設備工事
  • 浴室設置

間取り変更工事

風呂なしの住宅は、浴室の設置スペースを確保するための間取り変更が必要になります。

一般的なユニットバスのサイズは約0.75~1.5坪程度ですが、さらに、洗面所や脱衣室も設けたい場合には以下のようなスペースが必要になることにも注意しましょう。

  • 脱衣所:0.75坪~
  • 洗面所:0.5坪~

 

以下の記事で、小さい浴槽のユニットバス一覧を確認できます。

【参考コラム】小さい浴槽のユニットバスサイズ一覧(戸建て1014・マンション0816〜が目安)|リフォーム解説

基礎工事

新たに浴室を設ける場合には、建物の土台である基礎をつくる工事が必要になります。

一般的には、防湿シートを敷いてから補強のための鉄筋を入れ、その上にコンクリートを打設します。

設備工事

風呂なしの住宅にお風呂を設置する際には、以下のようにさまざまな設備の導入が必要です。

  • 給排水工事
  • 給湯設備の導入
  • 換気扇設置
  • 電気工事
  • ガス配管工事

給排水設備の状態によっては、希望の場所にお風呂を設置できないこともあるので注意しましょう。

浴室設置

一般的に、浴室の設置方法は「在来工法」「ユニットバス」で、以下のような特徴があります。

  • 在来工法:タイル張りやヒノキ風呂などオーダーメイドでつくる浴室
  • ユニットバス:工場生産された浴室のパーツを現場で組み立てる浴室

 

埼玉県で浴室のリフォームをご検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】

ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

『ナジャムのリフォーム』に現地調査を依頼>>

 

風呂なしの住宅にお風呂を設置する費用相場

風呂なし物件にお風呂を設置する費用相場|埼玉|ナジャムリフォーム

風呂なし物件にお風呂を設置する費用相場は、以下のとおりです。

※ここで紹介する費用はあくまでも目安です。実際には、環境やグレードなどにより費用が異なりますのでリフォーム業者にお問い合わせください。

工事内容 費用相場
内装(基礎工事含む) 20~50万円
電気工事 5万円~
設備工事 10~30万円
ユニットバス本体 50~200万円

 

風呂なしの住宅にお風呂を設置する際の費用相場は、80~280万円前後ですが、以下の工事内容により費用が異なります。

  • ユニットバスのサイズ・グレード
  • 浴室の種類
  • 給湯器の種類
  • 洗面所・脱衣室の設置

ユニットバスのサイズ・グレード

ユニットバスには一般的に0.75~1.5坪のサイズがあり、本体価格・施工費用などが異なります。

【ユニットバスの費用相場】
サイズ 費用相場
0.75坪 50~100万円
1坪 100~170万円
1.5坪 150~200万円

 

サイズ以外にも、「デザイン性」「断熱性」などのグレードにより費用相場が変わりますので、予算・ご自身のライフスタイルに合うユニットバスを選択しましょう。

 

以下の記事で、浴室のサイズ別の使い勝手を確認できます。

【参考コラム】お風呂のリフォームで狭い浴室・浴槽を広げる方法・費用|サイズ変更せずに広く見せる&快適にする工夫も紹介

浴室の種類

浴室は、「ユニットバス」「在来工法」のどちらを選択するかにより、費用が異なります。

上述したとおり、ユニットバスは規格が決まっているため費用相場を想定できますが、在来工法は自由な設計ができるため、設計内容によって費用が大きく変動することに注意しましょう

給湯器の種類による費用の違い

風呂なしの住宅にお風呂を設置する際に、「給湯器がない」「給湯器の能力が足りない」などのケースがあります。

そのような場合には給湯器の導入が必要になり、給湯器の種類によって費用が異なります。

種類 費用相場
普通の給湯器 10~25万円
エコジョーズ 16~35万円
エコキュート 30~70万円

 

「エコジョーズ」「エコキュート」などの省エネ給湯器は、初期費用が高額ですが光熱費を削減できる点が魅力的です。

 

以下の記事で、エコジョーズと普通の給湯器の違いを確認できます。

【参考コラム】エコジョーズと普通の給湯器の違い|月々のガス代、本体価格などを比較

洗面所・脱衣室の設置

お風呂を設置する際には、洗面所や脱衣室も欲しいですよね。

洗面所や脱衣室を新設する場合には、追加で以下のような費用が発生します。

工事内容 費用相場
洗面台設置 7~50万円
脱衣室新設 20万円~

 

埼玉県で水回りリフォームを検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】

ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

『ナジャムのリフォーム』に現地調査を依頼>>

お風呂を新設する際の費用相場|離れ・2階に増築、シャワーのみ設置など

お風呂を新設する際の費用相場|離れ・2階に増築、シャワーのみ設置など|埼玉|ナジャムリフォーム

「2世帯住宅にするので2階にお風呂をつくりたい」「シャワー室のみ設置したい」などのケースもありますよね。

ここでは、それぞれの費用相場を紹介します。

※ここで紹介する費用はあくまでも目安です。実際には、環境やグレードなどにより費用が異なりますのでリフォーム業者にお問い合わせください。

2階にお風呂を新設する際の費用相場

2階にお風呂を新設する際の費用相場は、以下のとおりです。

足場の設置や給排水管の切り回しが必要になることもあり、一般的には1階に新設するケースよりも費用が高額になる傾向があります。

工事内容 費用相場
足場設置費用 15万円~
建物増築費用 45万円~
ユニットバス本体 50~200万円

 

2階にお風呂を増設する場合には、以下の点に注意しましょう。

  • 騒音に配慮した設計にする
  • 水圧が弱くなることがある
  • 漏水のリスクがある

このような問題に対しては、事前の対策でリスクを軽減できます。

(対策例)

  • 給湯器の台数や圧力を十分に検討する(高圧給湯器の導入など)
  • 防音設計にする
  • 2階のお風呂の真下を部屋として利用しない など

離れに浴室を増築する際の費用相場

風呂なしの住宅で建物内にお風呂を設置するスペースがない場合、敷地内の離れにお風呂を設置することも可能です。

離れに浴室を設置する際の費用相場は、以下のとおりです。

工事内容 費用相場
内装(基礎工事含む) 10~30万円
設備工事 10~30万円
電気工事 5万円~
ユニットバス本体 50~200万円

 

基本的には1階にお風呂を新設する場合の費用と変わりませんが、更地に離れを増築する場合には、追加で1坪あたり約70万円〜の費用を想定しておきましょう。

シャワー室のみ設置する場合の費用相場

シャワー室のみ設置する場合の費用相場は、以下のとおりです。

工事内容 費用相場
内装(基礎工事含む) 5~30万円
設備工事 10~30万円
電気工事 5万円~
ユニット 20~60万円

 

シャワー室を新設する費用合計は40~125万円が相場で、通常のお風呂を新設するよりも費用を抑えられます。

ただし、以下の場合には費用が高額になる傾向があることに注意しましょう。

  • 2階にシャワールームを新設
  • 在来工法でシャワールームを新設

 

埼玉県「シャワー室の新設」「浴室の増築」を検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】

ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

『ナジャムのリフォーム』に現地調査を依頼>>

 

風呂なしの住宅にお風呂を設置する際の注意点

風呂なし物件にお風呂を設置する際の注意点|埼玉|ナジャムリフォーム

風呂なしの住宅にお風呂を設置する際は、「法令上の制限」「工期」に注意しましょう。

10㎡以上の増築には確認申請が必要

以下のようなお風呂の増築は、自治体への確認申請が必要になります

  • 建物が防火地域・準防火地域にある場合
  • 10㎡を超える増築

 

特に、離れを増築してお風呂を設置する際には以下の条件を満たすことが必要になります。

  • 増築部分が住居になっていないこと
  • 自治体により「離れ」の定義が異なる場合がある
  • 法令上の制限を遵守すること など

建ぺい率・容積率の制限を受けることがある

増築をしてお風呂を設置する場合には、建ぺい率・容積率の制限により増築ができないこともあります。

  • 「建ぺい率」とは:土地面積に対する建築面積(一般的には1階の床面積)の割合
  • 「容積率」とは:土地面積に対する延床面積の割合

※「建ぺい率」「容積率」ともに、一筆の土地ごとに条例等で割合が定められています。

 

建ぺい率・容積率の制限により増築できない場合には、間取り変更によってお風呂の設置スペースを確保できることもあるため、事前にリフォーム業者に相談しましょう。

工期が長い

浴室を新設するためには、給排水管の引き込み・電気工事などさまざまな工事が必要です。

一般的には、2週間~1ヶ月程度の工期となるため、工事中の騒音・施工業者の自宅への出入りが気になる方は、仮住まいを検討しましょう。

 

以下の記事で、住みながらのリフォームで困ることを確認できます。

【参考コラム】住みながらのリフォームでここが困った|家具の移動、防犯などの対策やメリットを紹介

まとめ

今回は、風呂なしの住宅にお風呂を設置する費用相場を紹介しました。

お風呂を新設する際には、「どこにお風呂を新設するのか」「在来工法とユニットバスの違い」などにより費用が異なるため、注意しましょう。

予算・お風呂の使い勝手を考えて、ライフスタイルに合う選択をすることが重要です。

今回紹介した情報が「風呂なしの住宅にお風呂を設置する際の費用相場」についてお悩みの方の参考になれば幸いです。