トイレの床をタイルからクッションフロアにリフォームする費用相場|メリット・デメリット、タイルの上からでも貼れるのかなど解説
「タイル張りのトイレの床をクッションフロアにリフォームしたい。費用はどれくらいかかるのか。」とお悩みの方へ。
毎日使用するトイレの床は、衛生的な状態を保ちたいですよね。
クッションフロアは機能性が高く比較的リーズナブルな素材ですが、便器を外す作業や下地調整が必要なので、施工は専門業者に依頼しましょう。
今回は、埼玉で多くのリフォームを手掛けてきた工務店『ナジャムのリフォーム』が、トイレの床をタイルからクッションフロアにするための手順・費用相場などをくわしく紹介します。
衛生的に暮らすためのトイレのリフォームのポイントがわかります。ぜひ、最後までごらんください!
目次
トイレの床をタイルからクッションフロアにリフォームする手順
トイレの床をタイルからクッションフロアにリフォームする一般的な手順は、以下のとおりです。
- セメント・モルタルなどで傾斜をなくす
- 便器を取りはずす
- 下地となるベニヤ板を敷く
- クッションフロアを貼る
ただし、上記は一般的な施工方法で「タイルそのものを解体して下地を組む」「段差を解消するための下地を組む」など状況によって、適切な施工方法が異なることに注意しましょう。
「タイルの上からクッションフロアを貼ればDIYでも施工できるのでは?」という方もいらっしゃいますが、以下の理由から専門業者に依頼することをおすすめします。
- 凹凸のあるタイルの上から直接クッションフロアを貼れない
- 下地調整が必要
- トイレ本体の取り外しが必要など一般的な方にとっては難しい工程が含まれる
埼玉県でトイレのリフォームをご検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。
【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】
ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。
トイレの床をタイルからクッションフロアにするリフォーム費用相場
クッションフロアは比較的リーズナブルな素材ですが、下地調整やトイレ本体の取り外しなどの工程が必要です。
「トイレの床をタイルからクッションフロアにするのにいくらかかるのか」とお悩みの方に、費用相場や工期などを紹介します。
※ここで紹介する費用相場は、あくまでも目安です。実際には、素材のグレードや状況により費用が異なるため、詳細はリフォーム業者にお問い合わせください。
リフォーム費用相場
トイレの床をタイルからクッションフロアにリフォームする費用相場は、4~9万円程度が目安です。
内容 | 費用相場 |
---|---|
トイレ本体の脱着 | 1~3万円 |
タイルの解体 | 1~3万円 |
下地調整 | 1~1.5万円 |
クッションフロアを貼る | 1~1.5万円 |
工期
トイレの床をタイルからクッションフロアにリフォームする際の工期は、2~4日が目安です。
最短でも2日程度の工期となるため、以下のようにトイレを確保する必要があります。
- 近隣でトイレを借りられる施設を探す
- 毎日、作業完了時にトイレを取り付けてもらう
- 仮説トイレ設置
以下の記事でトイレのリフォームの日数相場、戸建ての事例などを確認できます。
【参考コラム】トイレのリフォーム費用・日数相場、戸建ての事例|手すり設置のみ〜まるごとリフォーム(内装工事付)まで
トイレの床をタイルからクッションフロアにするメリット
クッションフロアは、以下のようなメリットがあり、トイレの床材に向いている素材です。
- デザインのバリエーションが豊富
- 機能性に優れている
- コストを抑えられる
- メンテナンスが容易
デザインのバリエーションが豊富
クッションフロアのデザインは、以下のとおりバリエーションが豊富です。
- 無地
- 木目調
- 大理石調
- タイル調 など
好みのテイストに合うデザインを選ぶと、おしゃれなトイレに仕上がります。
(例)
- 「ナチュラルで落ち着いた雰囲気にしたい」:木目調のクッションフロアを取り入れる
- 「高級感を演出したい」:大理石柄のクッションフロアを採用する
機能性に優れている
塩化ビニル製のクッションフロアは、水気に強いことが特徴的です。
また、製品によっては防カビ・抗菌などの機能があるものもあるため、衛生面を維持しやすいメリットがあります。
また、防音効果のあるクッションフロアもあり、マンションやアパートなどの集合住宅で使用することをおすすめします。
コストを抑えられる
クッションフロアは、他の床材と比較してコストを抑えられる傾向があります。
種類 | 費用相場 |
---|---|
クッションフロア | 2~4万円/畳 |
タイル | 4.5~12万円/畳 |
フローリング | 3~6万円/畳 |
以下の記事で、トイレのタイルリフォームのメリット・費用・種類などを確認できます。
【参考コラム】プロが教えるトイレのタイルリフォーム┃メリット・費用・種類・施工例を解説
メンテナンスが容易
一般的に、クッションフロアは防水性・防汚性が高いため、他の床材と比べて掃除に手間がかかりません。
水滴も拭き取るだけでよいので、日々の掃除を楽にしてくれます。
埼玉県でトイレのリフォームをご検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。
【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】
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トイレの床をタイルからクッションフロアにリフォームするデメリット
トイレの床をタイルからクッションフロアにする際は、メリットだけでなく、以下のようなデメリットもあることに注意しましょう。
- 端部分、継ぎ目から水が浸透しやすい
- キズ・凹みがつきやすい
- 耐久性がやや劣る
施工不良などにより、漏水が起きた時に端部分や継ぎ目から水が浸透して、下地を損傷する原因になります。
また、クッションフロアは温度変化に弱いため、暑さや寒さにより割れ・ズレなどが生じることもあります。
トイレの床をクッションフロアにする際に失敗しないためのポイント
「デザインに飽きてしまった」「掃除しにくい」など、クッションフロアにしたことで後悔する場合もあります。
ここでは、トイレの床をクッションフロアにする際に失敗しないためのポイントを紹介します。
トイレ全体をトータルコーディネートする
奇抜なデザインや色合いのクッションフロアを選ぶと、時間の経過とともに飽きてしまうことがあります。
クッションフロアは、シンプルなデザインで壁紙の色と調和する色合いを選ぶことで、統一感のある飽きのこないデザインになります。
掃除がしやすい・汚れが目立ちにくい素材を選ぶ
トイレのクッションフロアは、凹凸がある素材を避けて掃除がしやすいシンプルな素材を選ぶことをおすすめします。
また、黒色や濃いグレーなどダークカラー系の色合いのものを選ぶと、髪の毛やホコリなどの汚れが目立ちにくいです。
床材以外のリフォームも検討する
トイレの床材をリフォームする際には、床以外のリフォームを検討しましょう。
- トイレ本体
- 壁紙
- 窓交換・内窓設置 など
また、築年数の住宅は、「キッチン」「洗面所」「浴室」など、トイレ以外のリフォームもまとめて実施することで費用を抑えられます。
以下の記事で古い家の水回りリフォーム費用相場を確認できます。
【参考コラム】古い家の水回りリフォーム費用相場|3点・4点セットがおすすめな理由、住みながらでもできるかなど解説
埼玉県でトイレのリフォームをご検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。
【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】
ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。
トイレの床のリフォームについてのQ&A
最後に、トイレの床のリフォームについて、ナジャムリフォームがよくいただく質問と回答を紹介します。
クッションフロアが剥がれるのはなぜ?
クッションフロアが剥がれる原因は、以下のとおりです。
- 水分により接着剤が剥がれる
- 湿気や乾燥により、下地が変形する
「水がこぼれた場合にはすぐに拭きとる」「こまめに換気をして湿気がこもらないようにする」など、日ごろのメンテナンスを行うことで、クッションフロアが剝がれにくくなります。
クッションフロアの床がべたべたするのはなぜ?
トイレのクッションフロアがべたべたする原因は、以下のようなものが考えられます。
- 経年劣化により表面のワックスが酸化
- 皮脂汚れ
- キッチンから持ち込んだ油汚れ など
ホコリを取り除いたあと、クエン酸スプレーを使用して拭き掃除を行うことで床のべたべたを解消できる可能性があります。
まとめ
今回は、トイレの床をタイルからクッションフロアにリフォームする費用相場を紹介しました。
クッションフロアは、他の床材と比べて費用がかからない傾向があります。
また、「デザインのバリエーションが豊富」「機能性に優れている」など費用だけでなく、たくさんのメリットがあるのでおすすめです。
今回紹介した情報が、トイレリフォームを検討中の方の参考になれば幸いです。