狭いお風呂を快適空間にリフォーム|広く見せる工夫や費用・施工事例も紹介

狭いお風呂を快適空間にリフォーム|広く見せる工夫や費用・事例も紹介

毎日使うお風呂が「狭くて使いづらい」と感じている方へ。

「浴槽で足が伸ばせない」、「洗い場が窮屈で家族の入浴や介助がしにくい」とお悩みを抱える方も多くいらっしゃいます。

狭いお風呂でも、リフォームによって使いやすさや快適性を大きく向上させることが可能です。

今回のコラムでは、埼玉県で多くのリフォームを手掛けてきた工務店『ナジャムのリフォーム』が、狭いお風呂を快適にリフォームする方法や広く見せる工夫、費用相場や施工事例を交えて分かりやすく解説します。

狭いお風呂を使いやすくするリフォームの方

狭いお風呂を使いやすくするリフォームの方

狭いお風呂でも、リフォームによって実際の広さを拡張したり、視覚的に広く見せたりすることが可能です。

限られたスペースを最大限に活かすためには、以下の方法があります。

  • 間取りを変更して浴室を拡張する
  • 在来工法からユニットバスに交換する
  • 今より大きいユニットバスに交換する

間取りを変更して浴室を拡張する

浴室の隣にある脱衣所や洗面スペースとの仕切りを見直し、一体化させることで浴室のスペースを広げる方法があります。

洗面所の一部を取り込んで浴室を広げることで、足を伸ばせる浴槽や、ゆとりのある洗い場を実現することができます。

また、浴室を増築してスペースを確保することも可能です。

ただし、間取り変更を伴う工事や、増築工事は、建物の構造や配管の位置、給排水の経路などを考慮する必要があるため、事前の現地調査が必要です。

耐力壁の移動ができない場合など、拡張が難しいケースもあるため、専門業者に相談の上で計画を立てることが大切です。

在来工法からユニットバスに交換する

従来の浴室が、タイル貼りやモルタル仕上げなどの在来工法で作られている場合は、ユニットバスへの交換によって使いやすさが大きく向上します。

ユニットバスは、壁・床・天井・浴槽が一体化されたシステムバスで、空間効率が高く、同じ面積でも浴槽が広く取れる設計になっている製品が多くあります。

防水性や断熱性にも優れているため、お手入れがしやすく、冬場も冷えにくい快適な浴室空間を作ることが可能です。

特に、経年劣化やタイルのひび割れ、床下の腐食が見られる在来浴室では、リフォームをおすすめします。

今より大きいユニットバスに交換する

すでにユニットバスを使用している場合でも、今より大きなサイズに交換することで、浴室内のゆとりを確保することが可能です。

たとえば、1216サイズから1317サイズに変更すると、浴槽や洗い場のスペースが広がり、入浴や動作が快適になります。

また、最新のユニットバス製品には、同じ外寸でも内部空間を広く使えるよう工夫されたモデルもあります。

構造的にサイズアップが可能かどうかは現場によって異なるため、まずは設置可能なサイズの確認と、搬入・施工が可能かどうか事前の現地調査が必要です。

 

埼玉県でお風呂のリフォームを検討されている方は、ナジャムのリフォームにお問い合わせください。

【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】

ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

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狭いお風呂のリフォーム費用の目安

狭いお風呂のリフォーム費用の目安

狭いお風呂をリフォームする際は、工事の内容によって費用が大きく異なります。

費用の目安や工期については、以下のとおりです。

工事内容 施工期間 費用の目安
間取りの工夫による拡張 1週間程度 20〜30万円程度
増築を伴うなど大規模な工事 2週間から1ヶ月程度 70〜250万円程度
在来工法の浴室からユニットバスへ変更 1週間程度 100万円〜
ユニットバスの変更 数日程度 50〜150万円程度

※価格・期間はあくまでも目安です。詳細につきましては、リフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

 

狭いお風呂の詳しいリフォーム費用については、こちらでも解説しています。

【参考コラム】お風呂のリフォームで狭い浴室・浴槽を広げる方法・費用|サイズ変更せずに広く見せる&快適にする工夫も紹介

狭いお風呂のリフォームで後悔しないために気をつけたいポイント

狭いお風呂のリフォームで後悔しないために気をつけたいポイント

お風呂のリフォームでは、設計や設備選びのミスで後悔するケースも少なくありません。

ここでは、狭い浴室リフォームでよくある失敗と、そうならないための対策をご紹介します。

浴槽を広げすぎて洗い場が狭くなった

「足を伸ばして入りたい」と希望して浴槽を広げた結果、洗い場が極端に狭くなり、体を洗う動作がしづらくなる場合があります。

浴槽はただ大きければいいというものではありません。

コンパクトでも深さがあり、保温性の高い浴槽を選べば、限られたスペースでも快適な入浴が可能です。

入浴スタイルや家族構成に合わせて、バランスのよいサイズを選ぶことが重要です。

 

ユニットバスのサイズについては、こちらの記事も参考にしてください。

【参考コラム】浴槽が大きすぎると感じたら|サイズ変更の選び方やリフォーム方法を解説

デザイン性を重視した内装にしたら圧迫感が増した

デザイン性を重視して黒やダークカラーの内装にした結果、空間が狭く見えてしまい、圧迫感を感じるようになったというケースもあります。

狭い空間では、白やベージュなどの明るい色を基調にしたカラーコーディネートが効果的です。

光を反射しやすい素材や照明を工夫することで、実際の広さ以上に開放感を感じることができます。

浴室のドアにも注意が必要

従来の開き戸のままリフォームを行ったことで、出入りのたびに脱衣所や洗い場のスペースを圧迫してしまう場合があります。

ドアは、折れ戸や引き戸を採用することで、開閉スペースを取らず、浴室周りの動線がスムーズになります。

また、出入り口の段差もなくしフラットにすることで、小さなお子様や高齢者のいる家庭でも安全に出入りしやすくなります。

収納不足で物が散乱し狭く感じる

収納計画を十分に考えずにリフォームを進めた結果、シャンプーや掃除道具が床やカウンターにあふれ、見た目も使い勝手も悪化してしまうことがあります。

こうした場合は、壁面を活用したスリムな棚やマグネット式の収納、吊り下げラックなどを導入することで、床面を広く保てます。

狭いお風呂のリフォームでは、デザインや見た目だけでなく、動線・収納・設備のバランスを意識することで、後悔を事前に防ぐことができます。

事前のシミュレーションと専門業者との打ち合わせが大切です。

 

埼玉県でお風呂のリフォームを検討されている方は、ナジャムのリフォームにお問い合わせください。

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リフォーム事例

浴室|アフター|埼玉県川口市浴室&洗面室リフォーム|子育てエコホーム補助金を活用

実際に行った、お風呂のリフォーム施工事例をご紹介します。

在来工法からユニットバスへリフォームした事例

こちらは、築30年以上の戸建住宅における浴室リフォームの施工事例です。

施工事例|浴室|ビフォー|埼玉県川口市-戸建|浴室・給湯器リフォーム

タイル貼りの在来工法で作られていた浴室を、ユニットバスへと変更しました。

リフォーム前の浴室は、昔ながらのタイル張りで段差や冷えが気になる作りでした。

施工事例|浴室|アフター|埼玉県川口市-戸建|浴室・給湯器リフォーム

浴槽は緩やかなカーブで入りやすく、床面は滑りにくくヒヤッとしにくい素材に変更し、手すりも設置され入浴動作が安全かつ快適になりました。

壁には明るい色合いのパネルを選び、圧迫感のない広々とした空間を実現しています。

【施工事例】浴室・給湯器リフォーム

ユニットバスの交換リフォーム事例

築25年の戸建住宅にて、浴室・トイレ・洗面脱衣室を含む水まわりのリフォームを実施しました。

施工事例|浴室|ビフォー|埼玉県さいたま市トイレ・浴室・洗面リフォーム|子育てグリーン住宅支援事業の補助金を活用

浴室工事では、既存のユニットバスを新しい製品へ交換し、機能性と清潔感を兼ね備えた空間へと一新しています。

既存の浴室は経年劣化により床の汚れや素材の傷みが目立ち、掃除のしづらさや老朽化による不安も課題となっていました。

施工事例|浴室|アフター|埼玉県さいたま市トイレ・浴室・洗面リフォーム|子育てグリーン住宅支援事業の補助金を活用

新しいユニットバスでは、明るいホワイトカラーの壁材とスタイリッシュな浴槽デザインを採用しています。

床材も滑りにくく、冷たさを感じにくい素材に変更することで、入浴の快適さもアップしました。

手すりも新たに設置され、安全性と使いやすさが向上しています。

【施工事例】トイレ・浴室・洗面リフォーム|子育てグリーン住宅支援事業の補助金を活用

 

ナジャムのリフォーム』には、今回紹介しきれなかった施工事例があります。ぜひごらんください。

【埼玉のリフォーム施工事例】

狭いお風呂のリフォームに関するよくある質問

狭いお風呂のリフォームに関するよくある質問

最後に、狭いお風呂をリフォームする際に、よく寄せられるご質問にお答えします。

お風呂のリフォームは築何年でするのがいいですか?

一般的に、お風呂の設備は15〜20年を目安に劣化や不具合が現れることが多いため、築20年前後がリフォームの一つのタイミングとされています。

タイルのひび割れや床の冷たさ、カビの発生、排水の匂いなどが気になり始めたら、快適性や安全性の面からもリフォームを検討する時期といえます。

快適で安全なお風呂を維持するために、築年数と状態をチェックしながら、適切なタイミングでリフォームを行いましょう。

狭いお風呂をリフォームせずに広く見せる方法はありますか?

リフォームをしなくても、視覚的に広く見せる以下の工夫を取り入れることで、圧迫感を軽減することは可能です。

  • 白や明るい色の壁・床に変える
  • 大きめの鏡を取り入れて奥行きを演出する
  • 照明をLEDに替えて明るくする
  • 収納を工夫して物を減らす

主なポイントは「視覚効果」と「整理整頓」です。

ご自宅の状況や好みに合わせて、取り入れやすいものから試してみてください。

お風呂のリフォームで使える補助金はありますか?

お風呂のリフォーム内容によっては、国や自治体の補助金を活用できる場合があります。

お風呂のリフォームで利用できる主な補助金は以下のとおりです。

  • 住宅省エネ2025キャンペーン
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 介護保険制度
  • 地方自治体の独自補助金

補助金には対象条件や申請期限があるため、リフォーム会社に相談の上、最新情報を確認することが大切です。

<参照>
住宅省エネ2025キャンペーン
国土交通省:長期優良住宅化リフォーム推進事業

 

埼玉県の住宅リフォーム補助金については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

【参考コラム】埼玉県の住宅リフォーム補助金一覧|トイレやキッチンなどの対象工事や申請方法を解説

まとめ

狭いお風呂は、間取りの工夫やユニットバスの交換、視覚的な演出によって、快適で使いやすい空間に生まれ変わります。

家族構成やライフスタイルに合わせた設備選びをすることで、限られたスペースでも満足度の高いリフォームが可能です。

リフォームを検討する際は、後悔しないためにも事前の現地調査と専門家への相談をしましょう。

 

埼玉県で浴室リフォームをご検討中の方は、実績豊富な「ナジャムのリフォーム」へお気軽にご相談ください。

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