6畳を2部屋にリフォームする方法|子ども部屋やワークスペースに活かせる仕切り方も紹介
「6畳の部屋を2つの空間に分けて使いたい」と考える方が増えています。
子どもの成長により個室が必要になる場合や、在宅勤務の定着によって自宅にワークスペースを確保したいと感じるケースも少なくありません。
限られた空間を有効に使うには、レイアウトの工夫や仕切り方がポイントになります。
今回のコラムでは、埼玉県の工務店『ナジャムのリフォーム』が、6畳の部屋を2つの空間にリフォームする方法をわかりやすく解説します。
目次
6畳は2部屋に分けられる広さなのか
6畳というと「一人で使うにはちょうどいいけれど、二人で使うには狭いのでは?」と感じる方も少なくありません。
一般的に6畳の広さは10平方メートル前後あり、レイアウトや仕切り方によっては2部屋として使うことも可能です。
近年では、家庭内のライフスタイルの変化に伴い、6畳を2部屋に分けて使いたいと考える方が増えています。
たとえば、以下のような理由が挙げられます。
- 子どもが成長し、個別のスペースが必要になったとき
- 兄弟・姉妹で部屋を共有する必要があるとき
- 在宅ワークや趣味スペースを確保したいとき
埼玉県で6畳を2部屋にリフォームしたいとお考えの方は、ナジャムのリフォームへお問い合わせください。
【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】
ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。
6畳を2部屋に分けるリフォーム方法と費用の目安
6畳の空間でも、リフォームによって2部屋に分けることが可能です。
主なリフォーム方法と、その費用相場をご紹介します。
主なリフォーム方法と費用相場
主なリフォーム方法と費用相場は、以下のとおりです。
リフォーム方法 | 特徴 | 費用相場 |
---|---|---|
壁の設置 | 完全に空間を分けることができ、防音性やプライバシーの確保に優れています。 | 約10~25万円 |
間仕切りドア・ ガラス戸の設置 |
・開閉が可能で、空間を広く使いたいときに便利です。 ・ガラス戸を採用すれば、採光を確保できます。 |
約15~20万円 |
アコーディオンカーテンの設置 | ・天井にレールを取り付けて開閉できる、簡易的な間仕切りです。 ・比較的低コストで設置でき、柔軟に使用できます。 |
約2~10万円 |
カーテン・ ロールスクリーンの設置 |
・設置が簡単でコストを抑えられます。 ・デザインの自由度が高めです。 |
カーテン:約1~3万円 ロールスクリーン:約8,000円~ |
※上記はあくまで目安であり、施工範囲や使用する建材によって金額が変動します。
壁を設置する場合は、解体工事費やコンセント・スイッチの新設にかかる電気工事費、建具の設置費などが追加で必要になることがあります。
あらかじめリフォーム会社と相談し、予算や将来の使い方に応じて施工内容を調整することが大切です。
【参考コラム】6畳〜8畳和室を畳からフローリングにリフォーム|費用、後悔しないリフォーム方法、DIYできるかなど解説
補助金制度の活用も検討
自治体によっては、リフォーム工事に対して補助金制度を設けている場合があります。
たとえば埼玉県川口市では、市内の景気活性化と住宅ストックの有効活用を目的に、工事費の一部を支援する「川口市住宅リフォーム補助金」が用意されています。
補助金の対象条件や申請手続きは自治体によって異なるため、施工前にリフォーム会社や市区町村の窓口に相談しておきましょう。
【参考コラム】【2025年】リフォーム補助金はいつまで申請できるか|補助制度の概要やよくある質問も解説
使用目的に応じたリフォーム
6畳を2部屋に分けるリフォームでは、使用目的に応じて工事内容や仕切り方が変わります。
代表的な利用目的ごとに、おすすめのリフォーム方法とその費用の目安をご紹介します。
- 子ども部屋として使う場合のおすすめリフォーム
- 在宅ワークスペースとして使う場合のおすすめリフォーム
子ども部屋として使う場合のおすすめリフォーム
子ども部屋として使う場合は、成長に合わせて柔軟に変更できる設計がポイントです。
将来的に一つの空間として再び使えるような施工を選べば、長期的に活用しやすくなります。
【おすすめのリフォーム工事と費用の目安】
リフォーム内容 | 費用の目安 |
---|---|
可動式間仕切りのドアやアコーディオンカーテンの設置 | 室内引き戸タイプ:約15~20万円 アコーディオンタイプ:約2~10万円 |
各スペースに個別の照明スイッチを設置 | 約3千円〜3万円 |
学習机の位置に合わせて、 床から60cm程度の高さでコンセントを増設 |
約5千円〜3万円 |
成長後の電子機器利用を見越した、 余裕のある配線計画 |
約1〜6万円 |
※上記はあくまで目安であり、施工範囲や使用する建材によって金額が変動します。
在宅ワークスペースとして使う場合のおすすめリフォーム
在宅ワーク向けの空間では、集中しやすい環境づくりと実用性の両立が求められます。
音や視線、通信環境に配慮した設備を導入することが重要です。
【おすすめのリフォーム工事】
リフォーム内容 | 費用の目安 |
---|---|
防音性の高い固定壁の設置 | 約15〜25万円 |
可動式間仕切り壁の設置 | 室内引き戸タイプ:約15~20万円 アコーディオンタイプ:約2~10万円 |
ワークデスクに合わせて、 床から30cm程度の高さでコンセント設置 |
約3千円〜3万円 |
ネット回線の増設 | 約1〜6万円 |
WEB会議向けに顔を明るく照らすための 壁付け照明の設置 |
約5千円〜3万円 |
※上記はあくまで目安であり、施工範囲や使用する建材によって金額が変動します。
また、どちらのケースでも以下のような工夫を取り入れることで、より快適な空間を実現できます。
- 壁面収納や造作棚を活用し、収納力を確保する
- 床材を切り替えるなどして、空間を視覚的に区切る
- エアコンの風が両方の空間に届くよう、仕切り位置や通気口を工夫する
※エアコンの増設や移設が必要な場合は、別途5〜15万円の追加費用がかかります。
詳しくは現地調査の際にご相談ください。
埼玉県で6畳を2部屋にリフォームしたいとお考えの方は、ナジャムのリフォームへお問い合わせください。
【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】
ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。
6畳を2部屋にリフォームする際の注意点
6畳の部屋を2つに分けるリフォームでは、快適な空間に仕上げるために、以下のような点に注意しておくことが重要です。
- 採光や通風を確保する
- エアコンや照明の位置にも配慮する
- 将来的な使い方の変化も見越して計画する
採光や通風を確保する
部屋を仕切ることで問題になりやすいのが、採光や通風の不足です。
窓が一方にしかないと、もう片方が暗くなる場合があります。
風の通り道も遮られることで、空気がこもりやすくなる点にも注意が必要です。
居室として使う場合は、建築基準法によって「採光・換気が十分に確保されていること」が求められるため、リフォーム前に確認しておく必要があります。
エアコンや照明の位置にも配慮する
エアコンや照明の位置も、重要な検討ポイントです。
仕切り壁を設けた結果、一方の部屋に冷暖房が届かなくなったり、照明が偏って暗くなったりすると、生活の快適性が損なわれるおそれがあります。
快適な空間づくりのためには、照明の増設やエアコンの移設・増設を視野に入れることが重要です。
将来的な使い方の変化も見越して計画する
子ども部屋として使う場合でも、数年後には用途が変わる可能性があります。
成長によって一人部屋が不要になる場合や、ライフスタイルが変化する際にも対応できるよう、再び一つの空間として使える施工を選ぶと長く活用できます。
リフォーム会社と相談し、目的や家族構成に合った空間づくりを計画しましょう。
【参考コラム】納戸を部屋として活用するリフォーム方法|快適に過ごすための工夫と注意点も解説
6畳を2部屋に分けるリフォーム方法に関するよくある質問
最後に、6畳を2部屋に分けるリフォーム方法について、よく寄せられるご質問にお答えします。
6畳の部屋は何歳まで子ども2人で使えますか?
子ども2人で6畳の部屋を共有する場合は、小学校低学年から中学生くらいまでが目安とされています。
この時期は、生活リズムも比較的似ているため、6畳でも快適に過ごせるケースが多いです。
中学生から高校生になると、勉強や就寝時間の違い、プライバシーの確保といった点で不便を感じることが多くなります。
成長に合わせて、仕切りの強化や壁・ドアの設置を検討するご家庭も少なくありません。
リフォームを行わずに簡単に仕切りを作る方法はありますか?
リフォーム工事をせずに空間を仕切る方法もあります。
- 可動式のパーテーションを設置する
- 背の高い本棚やカラーボックスなどの家具を活用する
- 突っ張り棒でカーテンや布を吊るして仕切る など
工具を使わずに設置できるものが多く、賃貸住宅でも導入しやすい点がメリットです。
視線や音を完全に遮ることは難しいものの、心理的な境界線をつくるだけでも個別空間としての効果が期待できます。
まとめ
6畳の部屋でも、リフォームによって2つの空間に分けて使うことは可能です。
目的に応じた仕切り方や設備を選ぶことで、子ども部屋や在宅ワークスペースとして快適に活用できます。
費用や工事内容は選ぶ方法によって異なるため、まずは信頼できるリフォーム会社に相談し、自分たちに合った最適なプランを見つけましょう。
埼玉県で6畳を2部屋にリフォームしたいとお考えの方は、ナジャムのリフォームへお問い合わせください。
【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】
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