老後のリフォームは最低限にするべきか|お金のかからないリフォーム・フルリフォームの費用、内容など解説

老後のリフォームは最低限にするべきか|お金のかからないリフォーム・フルリフォームの費用、内容など

老後を迎えるにあたり、住宅のリフォームは重要な課題です。

老後の暮らしを快適で安全なものにするために、必要最低限のリフォームを検討する方は少なくありません。

そこで今回のコラムでは、埼玉県で多くのリフォームを手掛けてきた工務店『ナジャムのリフォーム』が、老後のリフォームについて詳しく解説していきます。

老後のリフォームは、ただ単に見た目を整えるだけでなく、生活を支える機能面や安全面を重視した取り組みが求められます。

 

老後のリフォームは最低限にするべきか|お金のかからないリフォームの内容

老後のリフォームは最低限にするべきか|お金のかからないリフォーム・フルリフォームの費用、内容など

老後に行うリフォームの範囲や予算のイメージは人それぞれです。

しかし、老後の暮らしを考える上で必要最低限のリフォームを想定すると、以下のようなものが挙げられます。

  • 手すりを設置する
  • 段差を解消する
  • スロープを設置する
  • 和式トイレから洋式トイレに交換する
  • すべりにくい床に変更する
  • 浴室暖房を設置する

このような必要最低限のリフォームは、老後の生活を快適で安全なものにする一助となります。

ただし住宅の状態によって、最適なリフォーム内容は1軒ごとに異なります。

したがって、さまざまな状況に合わせた具体的なリフォーム費用やタイミングについて、詳しく紹介していきます。

 

また、バリアフリーリフォームに関する詳細な情報は、以下の記事で解説しておりますので、あわせてごらんください。

【参考コラム】バリアフリーリフォームの工事内容と費用相場|施工事例や注意点も解説

 

埼玉県で老後のリフォームについてご検討中の方は、ぜひ『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

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リフォーム部位ごと・フルリフォームの費用相場

老後のリフォームは最低限にするべきか|お金のかからないリフォーム・フルリフォームの費用、内容など

リフォームする部位ごと・フルリフォームの費用相場をご紹介いたします。

リフォーム部位ごとの費用相場一覧

老後のためのリフォームを検討する際には、各部位の費用相場を把握することで、予算に合うプランを組み立てやすくなりますよね。

以下に部位ごとのリフォームの費用相場をご紹介します。

工事箇所 費用相場
玄関
  • 手すり設置:1.5万〜3万円
  • 段差解消:5千円〜2万円
  • スロープ設置:15万〜20万円
廊下
階段
  • 手すり設置:1万〜5万円
  • 段差の撤去:5万〜15万円(1カ所)
トイレ
  • 手すり設置:1万〜5万円
  • 和式トイレから洋式トイレへ交換:20万〜60万円
浴室
  • 手すり設置:2万〜5万円
  • 段差解消:5万〜10万円
  • 浴室暖房の設置:15万〜40万円

上記の費用はあくまでも目安です。状況により費用は変動するため、詳細につきましては施工を依頼する業者にお問い合わせ下さい。

フルリフォームの費用相場一覧

以下は30坪の住宅を想定した、フルリフォームの費用相場です。

住宅種別 費用相場
一戸建て 800万円〜1,500万円
マンション 1,250万円〜2,100万円

※上記の費用はあくまでも目安です。状況により費用は変動するため、詳細につきましては施工を依頼する業者にお問い合わせ下さい。

100万円以内のリフォーム事例

築年数が30年以上経過しているお住いのバリアフリーリフォームを進めている中で、トイレの交換と浴室の入口を折り戸にしたいとのご相談をいただきました。

施工期間は1日で、施工費用は40万円程度です。

【施工事例|埼玉県川口市-戸建|トイレ・浴室ドア交換リフォーム】

 

また、以下の記事ではトイレのリフォームについて詳しく解説しておりますので、あわせてごらんください。

【参考コラム】トイレのリフォーム費用・日数相場、戸建ての事例|手すり設置のみ〜まるごとリフォーム(内装工事付)まで

300万円以内のリフォーム事例

お風呂場の老朽化をきっかけとして、さまざまなリフォームをしたいとのご相談をいただきました。

浴室・洗面脱衣室・トイレなどのリフォームを行い、施工期間は2ヶ月程度で、費用は総額220万円でした。

リフォーム後は、水回りの劣化や漏水の心配がなくなり、節水・省エネ性能も向上しました。

【施工事例|埼玉県さいたま市-戸建|水廻り・内装工事・設備工事】

 

また、以下の記事ではお風呂のリフォームについて詳しく解説しておりますので、あわせてごらんください。

【参考コラム】お風呂のリフォームで狭い浴室・浴槽を広げる方法・費用|サイズ変更せずに広く見せる&快適にする工夫も紹介

 

ナジャムのリフォームは、上記のほかにもさまざまな施工事例を紹介しています。ぜひごらんください。

【埼玉のリフォーム施工事例】

 

ナジャムのリフォーム』は、ご予算に応じたリフォームプランを提案いたします

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老後のためのリフォームを実施するタイミング

老後のリフォームは最低限にするべきか|お金のかからないリフォーム・フルリフォームの費用、内容など

老後を見据えたリフォームを行うタイミングについて検討する際は、最低限のリフォームとフルリフォームの2つの観点から考えることが重要です。

最低限のリフォーム|新築or前回のリフォームから10年を目安に検討

給湯器や水回り設備などの住宅設備の寿命は10〜20年とされています。

しかし近年では、社会情勢の影響で故障時すぐに設備を交換するのが難しいケースもあります。

したがって、不具合が発生したら早めに状態を確認し、必要に応じてリフォームを検討するのがおすすめです。

また、シロアリ防除の有効期間は一般的に5〜10年であるため、一緒に検討する必要があります。

以下の記事では、シロアリ被害や駆除費用について詳しく解説しておりますので、あわせてごらんください。

【参考コラム】シロアリが家の中に一匹いたらどうなるのか|主な被害、駆除費用、やっていはいけない駆除方法など解説

フルリフォーム|新築から30年前後を目安に検討

住宅の状態によっては、フルリフォームの必要性が生じます。

特に以下の箇所の劣化が顕著になる築20年〜30年頃は、一度プロによる住宅診断を受けて、リフォームを検討することがおすすめです。

・給排水管
・屋根・外壁
・基礎など

特に、これからも長く住み続けることを想定している場合は、住宅の現状を正しく把握し、快適な住環境を維持するためにリフォームが重要となります。

 

ただし前述したように、個々の状況に応じて老後に必要なリフォームは異なります。

ナジャムのリフォーム』では無料で住宅の状態を診断したうえで、リフォームプランを提案いたしまので、お気軽にご相談ください。

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家族構成・ライフスタイルの変化に伴うリフォームを検討する場合もある

「お子さまの独立などによるご家族構成の変化」「健康状態によるライフスタイルの変化」などに応じて、新築当時の住宅が不便になるケースがあります。

そのような場合、以下のようなリフォームを検討する方も少なくありません。

・間取り変更
・収納増設
・内装改修 など

現在のご家族構成やライフスタイルに合わせて暮らしを快適にするために、柔軟なリフォームの検討が重要です。

老後のためのリフォームQ&A

老後のリフォームは最低限にするべきか|お金のかからないリフォーム・フルリフォームの費用、内容など

ここでは、一般的な疑問や気になる点について、Q&A形式で解説していきます。

老後のためのリフォームを検討する際に、ぜひご参考ください。

Q.リフォームor建て替えどちらがいいの?

基本的に、住宅のリフォームと建て替えを比較した際に、建て替え費用のほうが安い場合は、建て替えがおすすめです。

一方、「お子さまが家を引き継ぐかわからない」「将来住み替えをする可能性がある」といった場合は、ご予算に合わせてリフォームを検討するのがおすすめです。

Q.築50年の一戸建てをリフォームしたらあと何年住める?

築50年の一戸建てをフルリフォームすることで、さらに30年以上住むことができる可能性があります。

Q.築30年以上のマンションをリフォームしたらあと何年住める?

管理状況にもよりますが、築30年以上のマンションをリフォームすることでさらに30年以上は住み続けられる可能性があります。

Q.老後のためのリフォーム費用を抑える方法を知りたい

リフォーム費用を抑えるためには、主に以下の2つの方法が挙げられます。

  • 複数のリフォーム業者から見積もりを取り、比較する。
  • 対象箇所を見直し、必要最低限のリフォームを行う。

まとめ

老後のためのリフォームは、住宅を快適で安全な場所にするための重要なステップです。

最低限のリフォームから始めて、必要に応じてフルリフォームを検討することも可能です。

是非、老後を見据えたリフォーム計画を立てる際には、本記事で述べたポイントを参考にしていただき、安心できる住まいづくりを目指しましょう。

また、埼玉県での老後のリフォームについて検討している方は、『ナジャムのリフォーム』にお気軽にご相談ください。

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