バリアフリーリフォームの工事内容と費用相場|施工事例や注意点も解説

「バリアフリーにするタイミングはいつ?」「バリアフリーリフォームの費用相場は?」こんなお悩みが解決できる記事です。

子育ても終え、将来に向けてリフォームを考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事は、数多くのバリアフリーリフォームの実績を持つ『ナジャムのリフォーム』が、以下の項目を解説します。

  • バリアフリーにリフォームするタイミング
  • バリアフリーリフォームの工事内容・費用相場
  • バリアフリーリフォームの注意点

施工事例について紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

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バリアフリーにリフォームするタイミング

バリアフリーリフォームをするタイミングは、50〜60代頃に行うことが適切でしょう。

なぜなら、50代から自宅内で転ぶリスクが高まるからです。

実際に、東京消防庁の「救急搬送データから見る日常生活事故」のデータによると、50〜54歳から転倒によって救急搬送された人の割合が60%を超えています。

さらに、56.7%が「住宅などの居住場所」で転倒しているので、50〜60代でバリアフリーリフォームを行うのが適切と言えるでしょう。

バリアフリーリフォームの工事内容と費用相場

「バリアフリーリフォームって、どこに・どんな工事をするの?」と気になっている方が多いのではないでしょうか。

バリアフリーリフォームを行う、代表的な場所は以下の4カ所です。

  • 玄関
  • 廊下・階段
  • トイレ
  • 浴室

費用も含めて1つずつ紹介していきます。

1:玄関

玄関リフォーム

施工事例:ドア交換(工事期間:1日)

以下は、玄関のバリアフリーリフォームの工事内容と費用相場です。

工事内容 費用相場
手すり設置 1.5万〜3万円
段差解消(上りかまち) 5千円〜2万円
ドアの交換 30万〜50万円
スロープ設置 15万〜20万円
ベンチ設置 1万〜4万円

※使用する物品や設置場所によって価格は変動します。

玄関は、エントランスや玄関ポーチ、上りかまちと段差が多くあるため、主に段差解消や手すりの設置を行います。

玄関ポーチまでの段差が多い場合は、外に手すりやスロープなどの検討も必要でしょう。

また、玄関に靴の脱ぎ履き用のベンチを置いておくと、膝や腰への負担軽減につながります。

2:廊下・階段

廊下手すり

施工事例:廊下・階段手すり設置(工事期間:1日)

以下は、廊下のバリアフリーリフォームの工事内容と費用相場です。

工事内容 費用相場
手すり設置 1万〜5万円
居室入り口の段差にスロープ設置 2万〜15万円(1カ所)
段差の撤去 5万〜15万円(1カ所)
廊下の幅を広げる 30万〜150万円

※使用する物品や設置場所、工事範囲によって価格は変動します。

廊下や階段にも必要に応じて手すりを設置します。

手すりをつける壁に「体重を支える強度がない」と判断されたときは、下地補強(2〜5万円程度)が追加で必要です。

また、転倒の原因となりやすい居室への入口などにある小さな段差に対し、スロープの設置や床の底上げなどを行っておくと安心です。

3:トイレ

トイレ手すり

施工事例:トイレ交換・手すり設置(工事期間:1日)

以下は、トイレのバリアフリーリフォームの工事内容と費用相場です。

工事内容 費用相場
手すり設置 1万〜5万円
床の張替え 5万〜10万円
和式トイレから洋式トイレへ交換 20万〜60万円
引き戸へ交換 5万〜15万円
トイレのスペース拡張 15万〜40万円

※使用する物品や設置場所、工事範囲によって価格は変動します。

トイレのバリアフリーリフォームは、主にトイレ交換や手すり設置、扉の交換を行います。

特にトイレの扉がトイレ側への開き戸となっている場合は、引き戸へ変更しておくことをおすすめします。

理由は、万が一トイレ内で転倒した時、ドアの開閉は引き戸の方がかんたんだからです。

また、和式トイレが備わっている場合は、膝などの負担を考慮して洋式トイレ交換も行っておくといいでしょう。

4:浴室

浴室バリアフリー

施工事例:システムバス交換・スロープ設置(工事期間:6日)

以下は、浴室のバリアフリーリフォームの工事内容と費用相場です。

工事内容 費用相場
手すり設置 2万〜5万円
段差解消 5万〜10万円
折り戸・引き戸へ交換 12万〜20万円
すべりにくい床への変更 10万〜20万円
在来浴室からユニットバスへの変更 65万〜150万円
浴室暖房の設置 15万〜40万円
浴室の拡張 30万〜200万円

※使用する物品や設置場所、工事範囲によって価格は変動します。

浴室のバリアフリーリフォームは、床の変更や手すり設置に目が行きがちですが、ヒートショック対策(急激な温度変化への対策)も重要です。

特に在来浴室の場合断熱性が低く、急激な温度変化が起こりやすいため、ユニットバスや浴室暖房の設置をおすすめします。

また、在来浴室は水の侵入によって浴室の土台などが腐食しやすいため、下地補修(約5〜15万円)が必要となることがあります。

 

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バリアフリーリフォーム4つの注意点

バリアフリーリフォームをする時の注意点は4つあります。

  • 手すりの設置だけでも業者に依頼する
  • 手すりは設置しすぎない
  • 補助金を調べる
  • バリアフリーの実績がある業者を選ぶ

以下で1つずつ解説していきます。

手すりの設置だけでも業者に依頼する

手すりの設置だけでも業者へ依頼することをおすすめします。

なぜなら、手すりを設置する壁に体重を支えるまでの強度がないことがあるからです。

もし、手すりが使用中に外れてしまったら、大事故となる可能性があります。

「手すりを付けるくらいできる」など思わず、業者に依頼するといいでしょう。

手すりは設置しすぎない

手すりは多ければ良いというものではありません。

必要ない場所にまで設置してしまうと邪魔になってしまいます。

手すりを使用する人の行動・同線をよく考え、設置場所を決めるといいでしょう。

補助金を調べる

バリアフリーリフォームを行う前に利用できる補助金はないか調べましょう。

2023年に利用できる補助金は、以下のとおりです。

  • 介護保険(要支援・要介護認定者のみ)
  • こどもエコすまい支援事業
  • 各自治体からの補助金

※補助金には予算上限などがあるので、予告なく終了する場合がございます。

補助金の申請は、工事業者を通して行うケースが多いため、工事業者にはリフォーム依頼前に「補助金の申請ができるか」確認しておきましょう。

また、各自治体の補助金については、「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和5年度版)」でかんたんに調べられますので、ぜひご活用ください。

バリアフリーの実績がある業者を選ぶ

バリアフリーリフォームをする際は、バリアフリーの実績がある業者を選ぶといいでしょう。

理由は、リフォームの知識だけでなく、バリアフリーや介護の知識も必要だからです。

バリアフリーの実績のある業者を探すには、2つの方法があります。

  • HPの施工事例を確認する
  • 口コミ・評判を確認する

バリアフリーの実績がない業者もありますので、確認しておくといいでしょう。

当社『ナジャムのリフォーム』は、バリアフリーリフォームの実績が数多くございます。

埼玉県でバリアフリーリフォームをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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まとめ|まずは業者へバリアフリーの相談を

バリアフリーリフォームは、自宅内で転倒する可能性が高くなる50〜60代のうちに済ませておくのがおすすめです。

手すりや段差解消スロープだけでもつけておくことで、生活の安全性が高まるかもしれません。

バリアフリーリフォームについて迷われている方は、業者の無料現地訪問などを利用して相談するといいでしょう。

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