フローリングリフォームの費用相場と後悔しないためのポイント３つ｜埼玉県川口市のリフォーム専門店ナジャム

10年、20年と使い続けるうちに劣化が気になってきたフローリング。そろそろリフォームを……とは思うものの、いつがタイミングなのか、費用はどのくらいかかるのか、などわからないことがたくさんあるとつい後回しにしてしまいますよね。

そこで今回は、フローリングのリフォーム計画を進めていく上で知っておきたいフローリングの選び方やポイント、費用相場といった基礎知識をまとめてご紹介します。これからのリフォーム計画にぜひお役立てください。

 

 

フローリングをリフォームするタイミングは？

判断するのが難しいですが、

• 傷が目立つ
• 汚れが落ちない
• 歩くたびにギシギシと音がする
• 日焼けによる色褪せが気になる
• 剥がれている箇所がある

こういった状態が長く続き、気になっているようであればリフォームのタイミングです。フローリングのリフォームは10〜15年で行うのが目安とされていますが、劣化具合によってはもう少し早くリフォームしたほうが良いでしょう。

傷や剥がれなどは、怪我につながる可能性もあり放置しておくのは危険です。気になったタイミングで、早めに相談するようにしましょう。

 

 

 

フローリングをリフォームする方法

フローリングのリフォームは主に「張り替え」もしくは「重ね張り」という方法を用いて行います。

 

張り替え

現在使用している床を剥がし、新しい床材を張り直す方法を「張り替え」といいます。後述する重ね貼りと比べると費用は高額になりますが、

• 床下の状態を確認できる
• 必要であれば床下の補修ができる
• 床を重ねないため段差が生まれない

といったメリットがあります。

床が一新されるだけでなくリフォームによる部屋ごとの段差も生じにくいため、バリアフリー対策にもなります。

 

重ね貼り

現在使用している床はそのままで、上から新しい床材を重ねて張る方法を「重ね貼り」といいます。床材を剥がす、剥がした床材を処分する、といった費用がかからないため、張り替えよりもリーズナブルにできるのが魅力です。

• できるだけ費用をおさえたい
• リフォームにかかる期間を短くしたい
• 多少段差が生じても問題ない

という方にはおすすめです。

今までよりも床が高くなるため、ドアの開け閉めはスムーズにできるか、段差で躓かないか、については確認しておきましょう。

 

 

 

フローリングの選び方とポイント

フローリングの種類は大きく2つに分けられます。予算や求める仕上がりに応じて、最適なフローリングを選ぶのがおすすめです。

 

無垢フローリング

自然の木から1枚の板を切り出した床材のことを、無垢フローリングといいます。単層フローリングと呼ばれることもあります。

杉やヒノキ、パイン、松、オーク、ブナ、チークなどが使用されます。

 

メリット・デメリット

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無垢フローリングの魅力はやはり、自然素材ならではの肌触りや風合いを楽しめることでしょう。日々の暮らしの中で、木の香りや温かさを感じることができます。木の持つ経年による色の変化や断熱性、調湿機能もよりよい暮らしを実現します。

一方で、湿度が多いと膨張してそり返ったり、乾燥して収縮してしまったりすることも。膨張と収縮を繰り返すことで、割れが生じる可能性もあります。こまめなお手入れが必要、コストがかかる、という点も注意が必要です。

 

複合フローリング

合板や集成材などの表面に、化粧材を貼った床材のことを複合フローリングといいます。木目調のシートや薄くスライスした木を貼り付けてつくります。

 

メリット・デメリット

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複合フローリングは合板や集成材を使用するため、丈夫でお手入れしやすいのが魅力です。表面が加工されているため防水性や耐久性も高く、扱いやすいため気兼ねなく使えます。無垢フローリングよりも安価で色やデザインも豊富、好みのものを選ぶことができます。

ただ、木の質感や風合いは劣るため、チープな印象になりやすくなります。無垢フローリングは削って補修できますが、複合フローリングは張り替える方法しかないのが難点です。

 

 

 

フローリングリフォームの費用相場

フローリングのリフォームにかかる費用は、施工範囲や工法などにより異なりますが、目安としては次の通りです。

 

 

	張り替え工法	重ね張り工法
1畳	3～6万円	2～5万円
4畳	7～14万円	5～10万円
6畳	9～18万円	6～14万円

 

また、リフォームする範囲だけでなく、リフォーム前はどんな床材だったのかによってもかかる費用は変わります。

 

張り替え前	フローリングに張り替える費用（6畳の場合）
フローリング	複合/12〜17万円  　　無垢/15〜20万円
クッションフロア	複合/8〜15万円  　　無垢/9〜18万円
畳	複合/12〜23万円  　　無垢/18〜24万円

 

こちらで紹介した費用相場はあくまでも目安です。詳しくはリフォーム業者に見積もりを出してもらった上で、検討するようにしましょう。

 

 

 

 

 

フローリングのリフォームを後悔しないためのポイント3つ

後悔のない仕上がりにするためには、次の3つのポイントをおさえてリフォーム計画を立てていきましょう。

 

ポイント① 優先順位を決めて選ぶ

たくさんの種類の中から好みのフローリングを選ぶのは難しいもの。何を優先したいのかを決めた上で、選んでいきましょう。

 

機能性

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「傷がつきにくい」「滑りにくい」「汚れがつきにくい」「抗菌仕上げ」など近年のフローリングには様々な機能が搭載されています。

キッチンなら滑りにくいもの、ペットと一緒に暮らすなら傷がつきにくいもの、など暮らしに合わせて選ぶのがおすすめです。

 

デザイン性

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部屋の中で床が占める割合はとても大きく、印象を大きく左右します。壁や使用している家具との色合いや質感など、統一感があるものを選びましょう。組み合わせ方によってデザインを変えていくこともできるので、様々なパターンを検討してみると良いでしょう。

 

価格

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機能性やデザインを求めなければ、価格をおさえてリフォームすることは可能です。今後数年使用し続けることを考え、最適なフローリングを選ぶようにしましょう。

 

ポイント② サンプルを確認する

フローリングはカタログや画像だけで確認するのではなく、必ず実物を確認するようにしましょう。

• フローリングの質感や硬さ
• 塗装の状態（つやの状態）
• 節の確認
• 色ムラの確認

特に無垢フローリングは複合フローリングと異なり、ものによって質感が大きく変わります。それが良さでもあるのですが、気になる方は必ず確認することをおすすめします。

 

ポイント③ インテリアとの調和を考える

フローリングの色やデザインによって、部屋の雰囲気はがらりと変わります。好みのものを選ぶのも良いですが、インテリアとの調和や部屋全体のバランスを考えて決めるようにしましょう。

長年住み続けた家だからこそ、見慣れない色やデザインには抵抗があるかもしれませんが、意外と部屋と馴染んだり、印象が変わってオシャレに仕上がったりするのでおすすめです。

 

 

フローリングをリフォームして快適な住まいにアップグレード！

フローリングリフォームの費用相場や後悔しないためのコツをご紹介してきました。後悔のないリフォームを実現するためにも、今回のポイントを考慮して信頼できるプロに相談しながらリフォーム計画を立てていきましょう。

 

 

 

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