20畳のフローリングの張替え費用相場|工法・材料の種類による違い、注意点など解説

20畳のフローリングの張替え費用相場|工法・材料の種類による違い、注意点など解説|埼玉|ナジャムリフォーム

20畳のフローリングを張替えたい。費用はどれくらいかかるのか。」とお悩みの方へ。

フローリングに、「色あせ」「歪み」などがある場合には、張替えのタイミングですが、事前に費用の目安を知っておきたいですよね。

フローリングの張替えは工法や材料の種類により費用が異なるため、注意しましょう。

今回は、埼玉県で多くのリフォームを手掛けてきた工務店『ナジャムのリフォーム』が、20畳フローリングの張替え費用の目安を工法・材料の種類別に紹介します。

20畳のフローリングの張替え費用は工法・材料の種類によって異なる

フローリングの張替え費用(20畳)は工法・材料の種類により異なる|埼玉|ナジャムリフォーム

20畳のフローリングの張替え費用は、「フローリングの材質に何を使うか」「どのような工法で張替えを実施するか」により、異なります。

ここでは、フローリングの張替えの工法と材料の種類について解説します。

フローリングの張替えの工法

フローリングの張替えには、「重ね張り工法」と「張替え工法」があります。

それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、ご自身に合った工法を選択するようにしましょう。

重ね張り工法

重ね張り工法とは、「上張り工法」とも呼ばれ、既存のフローリングの上に新しいフローリング材を重ねて張ることを指し、以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】

  • 廃材やゴミが出ない
  • 床の強度・防音性の向上に期待できる

特に、解体費や処分費がかからず工期が短くなることからリフォーム費用が抑えられることが大きなメリットです。

【デメリット】

  • 床が高くなる
  • 床下の状態が確認できない

一般的に、フローリング材は厚みが3~15mmあるため、重ね張りをする場合にはその分床が高くなります。

これにより、場合によっては「クローゼットの扉が開かなくなる」といった不具合が生じることがあるため、敷居やクローゼットの扉の位置を事前に確認する必要あがあります。

また、重ね張りは湿気による腐食やシロアリ被害など下地のチェックができないことがデメリットとして挙げられます。

 

以下の記事で、シロアリ被害の程度を確認する方法、シロアリの駆除方法などを確認できます。

【参考コラム】シロアリが家の中に一匹いたらどうなるのか|主な被害、駆除費用、やっていはいけない駆除方法など解説

張替え工法

張替え工法とは、既存の床を剥がして新しいフローリングを施工する方法のことを指し、以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】

  • 下地の状態を確認できる
  • 段差が生じない

以下のようなケースにおいては、下地のチェックも兼ねて張替え工法を選択することをおすすめします。

  • 施工から10年以上経過している
  • フローリングに床鳴り、沈み、歪みなどが見受けられる

【デメリット】

  • 工期が長い
  • 重ね張り工法よりも費用がかかる傾向がある

重ね張り工法と比較すると、廃材の処分費や解体の手間がかかるため、費用がかかる傾向があることが、張替え工法のデメリットです。

フローリング材の種類と費用の目安

フローリング材の種類には、以下のようなものがあり、材料費が異なります。

種類 材料費目安
(/畳)
【無垢フローリング】
100%天然木
16,000
~32,000円
【挽板フローリング】
合板+天然木(約2mm)
9,700
~21,000円
【突板フローリング】
合板+天然木(約0.3~1mm)
4,800
~9,700円
【シートフローリング】
合板+シート
4,800
~8,100円

 

フローリング材にはグレードがあり、例えば同じ無垢材でも樹種や厚みなどにより価格が異なることに注意しましょう。

また、フローリング材には遮音等級による価格の違いもあります。

特に、マンションのような集合住宅においては、管理規約により遮音等級の高いフローリング材の使用が義務付けられているケースがあるので、注意が必要です。

 

埼玉県でフローリングの張替えをご検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】

ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

『ナジャムのリフォーム』に現地調査を依頼>>

 

20畳のフローリングの張替え費用相場|6畳、12畳の場合も紹介

20畳のフローリングの張替え費用相場|6畳、12畳の場合も紹介|埼玉|ナジャムリフォーム

ここでは、6畳・12畳・20畳のフローリングの張替え費用相場を「重ね張り工法」と「張替え工法」の場合に分けて紹介します。

※ここで紹介する費用は、あくまでも目安であり、使用する素材の種類やグレードにより費用が異なります。実際の費用は依頼する施工業者へお問い合わせください。

重ね張り工法の費用目安

フローリングの張替えを重ね張り工法で実施する場合の費用相場は、概ね9,000~15,000円/畳です。

これをもとに、6畳、12畳、20畳のフローリングのリフォーム費用を算出すると、以下のとおりになります。

間取り 費用相場
6畳 54,000~90,000円
12畳 108,000~180,000円
20畳 180,000~300,000円

張替え工法の費用目安

フローリングの張替えを張替え工法で実施する際の費用目安は、概ね12,000~20,000円/畳です。

これをもとに、6畳、12畳、20畳のフローリングの張替え費用を算出すると以下のとおりになります。

間取り 費用相場
6畳 72,000~120,000円
12畳 144,000~240,000円
20畳 240,000~400,000円

張替える前の素材によっても費用が異なる

フローリングの張替えには、以下のパターンがあります。

  • フローリング→フローリング
  • 畳→フローリング
  • カーペット・クッションフロア→フローリング

一般的に、「フローリングからフローリングに張替える」よりも、「畳・カーペット・クッションフロアからフローリングに張替える」方が費用が高額になる傾向があることに注意しましょう。

 

以下の記事では、和室を畳からフローリングにリフォームする際の費用をく確認できます。

【参考コラム】6畳〜8畳和室を畳からフローリングにリフォーム|費用、後悔しないリフォーム方法、DIYできるかなど解説

 

埼玉県でフローリングの張替えをご検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】

ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

『ナジャムのリフォーム』に現地調査を依頼>>

 

フローリングの張替えを行う際の注意点

20畳のフローリングの張替えを行う際の注意点|埼玉|ナジャムリフォーム

一口にフローリングと言っても様々な種類がありますので、材料の選定は慎重に検討しましょう。

フローリングの張替えで失敗しないために、以下の点に注意が必要です

  • メンテナンスのしやすさも考慮する
  • マンション、賃貸の場合は許可が必要
  • 性能向上リフォームも検討する

メンテナンスのしやすさも考慮する

フローリング材によっては、「傷や凹み」がつきやすい素材もあり、同じ無垢材でも「スギ」「パイン材」などは柔らかく、「チーク」「ブラックウォールナット」などは硬い特徴があります。

例えば、ペットを飼っていらっしゃる方は、硬い素材を採用する方が後々のメンテナンスが楽になります。

マンション、賃貸の場合は許可が必要

分譲マンションでフローリングの張替えを行う場合には、管理規約により管理組合へリフォーム申請をするように記載されているのが一般的です

その際に、フローリングの遮音等級も指定されることがあるので、事前に管理会社・管理組合へ必ず相談してください。

また、賃貸の場合には大家さんまたは管理会社の許可が必要であることにも注意が必要です。

性能向上リフォームも検討する

フローリングを張替える際には、同時に以下のような住宅の性能を向上させるリフォームも検討しましょう。

例えば、以下のように、フローリングの張替えと同時に床暖房を取り入れることで、冬でも暖かく過ごせる住宅になります。

【床暖房を取り入れたリフォーム事例】

20畳のフローリングの張替えを行う際の注意点|床暖房を取り入れたリフォーム事例|埼玉|ナジャムリフォーム

【東京のリフォーム施工事例】

 

埼玉県でフローリングの張替えをご検討中の方は、『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

【埼玉県でリフォームを検討中の方へ】

ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

『ナジャムのリフォーム』に現地調査を依頼>>

 

20畳のフローリング張替えについてのQ&A

20畳のフローリング張替えについてのQ&A|埼玉|ナジャムリフォーム

最後に、フローリングの張替えにお悩みの方から、ナジャムリフォームがよくいただく質問と回答を紹介します

20畳のフローリングの張替えは何日かかりますか

20畳のフローリング張り替え工事の日数は、以下のとおりです。

工法 日数
張替え 4~6日
重ね張り 2~6日

 

既存のフローリング材を撤去しない重ね張り工法の方が、張替え工法よりも工期を短縮できます。

ただし、床の形状・下地の状態・動員できる職人の数などにより工期は異なりますので、施工会社に問い合わせをしましょう。

20畳のフローリングの張替えは住みながらでも可能ですか

上述したように20畳のフローリングの張替え工事は工期が比較的長いため、仮住まいを検討することをおすすめします。

特に、張替え工法を実施する場合には、騒音・ホコリなどストレスになる要因が多いためです。

ただし、「重ね張り工法を選択」「フローリングを張替える部屋以外に生活スペースがある」という場合には、住みながらの張替えが可能なケースもあります。

 

以下の記事で、住みながらのリフォームで困った具体例と対策などを確認できます。

【参考コラム】住みながらのリフォームでここが困った|家具の移動、防犯などの対策やメリットを紹介

フローリングの張替えはDIYでもできますか

フローリングの張替えはDIYでも実施可能ですが、以下のような理由からおすすめできません

  • 正確な測定・切断・接着が必要で、難易度が高い
  • 必要な工具を揃えるのに費用がかかる
  • 多くの時間と手間がかかる

フローリングの張替えはDIYの中でも難易度が高く失敗のリスクがあるため、専門業者や職人に依頼することをおすすめします。

まとめ

今回は、20畳のフローリングの張替え費用相場と注意点などを解説しました。

コストを抑えたい場合は重ね張り工法がおすすめですが、「下地の状態を確認できない」「床が高くなる」などのデメリットもあるので注意しましょう。

ご家族のライフスタイルを考慮して、最適な工法や材料を選択しましょう。

今回紹介した情報が、20畳のフローリングの張替えを検討中の方の参考になれば幸いです。