外壁塗装・屋根塗装を同時に施工する際の費用相場を解説

外壁の塗装

外壁塗装・屋根塗装を検討中で、「外壁と屋根を同時に施工する費用が知りたい」とお考えの方へ。

外壁と屋根を同時に施工すると、別々での施工と比べてリフォーム費用を抑えられる点が魅力です。

しかし、具体的な費用についてはわからない方も多いと思います。

本記事では、埼玉で多くの外壁リフォーム実績を持つ工務店『ナジャムのリフォーム』が、外壁塗装・屋根塗装を同時に施工する際の費用相場を解説します。

外壁塗装・屋根塗装を同時に施工する際の延床面積別の費用相場

家と電卓

 

塗装面積(外壁) 外壁塗装の費用相場
20 80㎡ 70~130万円
30 120㎡ 80~140万円
40 160㎡ 90~170万円
50 200㎡ 115~190万円

※費用は、あくまでも目安です。外壁材と屋根材の種類・塗装面積・劣化状況などによって費用が変動するため、詳細はリフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

外壁塗装と屋根塗装を同時に施工する場合、上記の費用に20~40万円ほど追加料金を要します

次で、外壁塗装・屋根塗装を同時に施工する際の費用の内訳を紹介します。

  • 塗料・材料費
  • 人件費
  • 足場代
  • その他の費用

 

埼玉県で外壁リフォームを検討中の方は『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

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ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

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塗料・材料費

塗料・以下の材料費などが発生します。

  • 飛散防止ネット
  • 刷毛
  • 養生シート
  • サイディングボード
  • シーリング剤 など

塗料・材料費は塗装費用の25%ほどとなります。

安価な塗料にすると費用は抑えられますが、耐用年数が短くなる点がデメリットです

耐用年数が短くなるほど塗装する回数が増えるため、かえって出費を要する可能性があります。

そのため、費用だけでなく耐用年数も考慮して塗料を選ぶことをおすすめします。

人件費

人件費は施工業者に塗装工事をしてもらうための費用で、塗装費用の35%ほどを占めます。

新人かベテランによって人件費も異なるため、ベテランが多いほど人件費も高くなります。

足場代

足場代とは塗装するための足場を組むのに必要な費用で、塗装費用の15%ほどを占めます。

塗装工事は「仮設足場」という安定した足場を家の周りに建てます。

安定した足場がないときれいに塗装するのは難しいため、足場代は必要です。

足場の費用相場は500~1,000円/㎡で、例えば戸建て35坪の場合は10〜20万円ほどの費用を要します

 

なお、足場代の無料・半額などをしている施工業者には注意しましょう。

足場代を安くした代わりに「安い塗料を使用する」「手抜き工事をする」などをしている可能性があります。

その他の費用

塗料・人件費以外にも、以下の費用が発生します。

  • 現場に向かうための交通費
  • 会社が存続するための運営費用
  • 塗装工事で出た廃材を処分する費用 など

ほかにも施工状況・建物の劣化具合によって、以下の工事が発生する場合もあります

  • 下地調整:仕上がりをきれいにするために「不要物の除去」「歪みの矯正」などをする作業
  • クラック処理:建物の外壁に見られるひび割れを補修する作業

塗装費用の25%ほどがその他の費用で発生します。

屋根塗装と外壁塗装を同時に行うメリット

外壁を塗装する男性

屋根塗装と外壁塗装を同時に行うと、以下のメリットがあります。

  • 費用を抑えられる
  • 時間と手間の節約になる

屋根塗装と外壁塗装を同時に行うか迷っている方は、参考にしてください。

費用を抑えられる

外壁塗装と屋根塗装を同時に施工すると、足場の設置費用を抑えられる点がメリットです。

外壁と屋根を分けて施工すると二回分の足場費用がかかりますが、同時に施工すれば1回分で済みます

 

リフォームの費用が気になる場合は、こちらの記事でリフォームの費用を確認できます。

【参考コラム】老後のリフォームは最低限にするべきか|お金のかからないリフォーム・フルリフォームの費用、内容など解説

時間と手間の節約になる

外壁塗装と屋根塗装を別々に施工すると、見積もり・スケジュール調整などの時間と手間が2回分かかります。

同時に施工すると1回で済ませられるため、時間と手間の節約につながります

 

埼玉県で外壁リフォームを検討中の方は『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

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外壁塗装・屋根塗装を同時に施工する費用を抑える方法

外壁塗装工事の見積書

最後に、外壁塗装・屋根塗装を同時に施工する費用を抑える方法を解説します

  • 複数社から見積もりをとる
  • 補助金を利用する
  • 火災保険を利用する
  • 塗料のグレードを下げられないか検討する

費用を抑えたい方は、参考にしてください。

複数社から見積もりをとる

施工業者のなかには、相場より明らかに高い費用を請求する悪徳業者がいます。

見積もりを比べると、施工業者によって数万円~数十万円違う場合もあります

複数社から見積もりをとり「ほかの施工業者と比べて高すぎないか」「よくわからない見積り内容がないか」などを確認しましょう。

ただし、安いほど良いというわけではありません。

費用だけに注目するのではなく、施工業者の実績やアフターフォローなども確認することが施工の失敗を避けるために大切です。

補助金を利用する

自治体によっては、外壁塗装や屋根塗装で利用できる補助金を用意しています。

ただし「リフォーム前の申請が必要」「特定の施工業者に依頼が必要」など、いくつか申請条件があります

補助金の利用を検討する場合は、施工業者に問い合わせする段階で「補助金についても相談したい」と伝えましょう。

火災保険を利用する

火災保険は火事のときだけでなく、災害・台風などで外壁・屋根の補修が必要になった際にも利用できる場合があります。

ただし、以下の条件を満たす必要があります。

  • 修理費用が20万円以上
  • 台風・雪害などの自然災害で屋根が損傷した
  • 屋根の損傷被害が発生してから3年以内 など

外壁・屋根の老朽化は火災保険の適用外です

条件を満たしている方は、火災保険の利用を検討しましょう。

 

ご自宅に雨漏りの症状がある場合は、こちらの記事で対処法を確認できます。

【参考コラム】雨漏りする時としない時がある理由|放置するとどうなるか、対処法などを解説

塗料のグレードを下げられないか検討する

外壁と屋根の塗装は、塗料のグレードによって費用が異なります。

耐久性・耐候性が高いものほど、費用が高くなる傾向があります。

塗料の種類 1㎡あたりの費用相場 耐用年数の目安
アクリル 1,000~1,800円 5~8年
ウレタン 1,600~2,500円 7~10年
シリコン 2,000~3,000円 10~15年
ラジカル 2,200~4,000円 12~15年
フッ素 3,500~4,500円 15~20年
無機塗料 3,800~5,500円 20~25年

※費用は、あくまでも目安です。塗料の費用相場・耐用年数は商品やメーカーによって異なるため、詳細はリフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

費用と耐久性のバランスを考慮して、塗料のグレードを選択しましょう。

 

外壁と屋根の色選びについては、こちらの記事で確認できます。

【参考コラム】外壁と屋根の色選びを成功させる方法|一軒家に人気な組み合わせや成功事例も紹介

 

埼玉県で外壁リフォームを検討中の方は『ナジャムのリフォーム』にお問い合わせください。

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ナジャムのリフォームでは、現場の調査からお見積書提出まで無料で行っています。しつこい営業などは一切ありませんので、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

外壁塗装・屋根塗装を同時に施工する際の費用相場を解説しました。

同時に施工すると、別々での施工と比べてリフォーム費用を抑えられます。

外壁塗装の費用相場は30坪で80~140万円ほど、屋根塗装と同時に施工すると20~40万円ほど追加料金を要します。

ただし、費用は外壁材と屋根材の種類・塗装面積・劣化状況などによって変動するため、詳細はリフォームを依頼する施工業者にお問い合わせください。

本記事の情報を参考に、リフォームプランを検討していただけると幸いです。