フローリングリフォームの費用相場と後悔しないためのポイント３つ｜埼玉県川口市のリフォーム専門店ナジャム

2023年9月25日 2023年9月27日

10年、20年と使い続けるうちに劣化が気になってきたフローリング。そろそろリフォームを……とは思うものの、いつがタイミングなのか、費用はどのくらいかかるのか、などわからないことがたくさんあるとつい後回しにしてしまいますよね。

そこで今回は、フローリングのリフォーム計画を進めていく上で知っておきたいフローリングの選び方やポイント、費用相場といった基礎知識をまとめてご紹介します。これからのリフォーム計画にぜひお役立てください。

フローリングをリフォームするタイミングは？

判断するのが難しいですが、

こういった状態が長く続き、気になっているようであればリフォームのタイミングです。フローリングのリフォームは10〜15年で行うのが目安とされていますが、劣化具合によってはもう少し早くリフォームしたほうが良いでしょう。

傷や剥がれなどは、怪我につながる可能性もあり放置しておくのは危険です。気になったタイミングで、早めに相談するようにしましょう。

フローリングのリフォームは主に「張り替え」もしくは「重ね張り」という方法を用いて行います。

現在使用している床を剥がし、新しい床材を張り直す方法を「張り替え」といいます。後述する重ね貼りと比べると費用は高額になりますが、

といったメリットがあります。

床が一新されるだけでなくリフォームによる部屋ごとの段差も生じにくいため、バリアフリー対策にもなります。

現在使用している床はそのままで、上から新しい床材を重ねて張る方法を「重ね貼り」といいます。床材を剥がす、剥がした床材を処分する、といった費用がかからないため、張り替えよりもリーズナブルにできるのが魅力です。

という方にはおすすめです。

今までよりも床が高くなるため、ドアの開け閉めはスムーズにできるか、段差で躓かないか、については確認しておきましょう。

フローリングの種類は大きく2つに分けられます。予算や求める仕上がりに応じて、最適なフローリングを選ぶのがおすすめです。

自然の木から1枚の板を切り出した床材のことを、無垢フローリングといいます。単層フローリングと呼ばれることもあります。

杉やヒノキ、パイン、松、オーク、ブナ、チークなどが使用されます。

無垢フローリングの魅力はやはり、自然素材ならではの肌触りや風合いを楽しめることでしょう。日々の暮らしの中で、木の香りや温かさを感じることができます。木の持つ経年による色の変化や断熱性、調湿機能もよりよい暮らしを実現します。

一方で、湿度が多いと膨張してそり返ったり、乾燥して収縮してしまったりすることも。膨張と収縮を繰り返すことで、割れが生じる可能性もあります。こまめなお手入れが必要、コストがかかる、という点も注意が必要です。

合板や集成材などの表面に、化粧材を貼った床材のことを複合フローリングといいます。木目調のシートや薄くスライスした木を貼り付けてつくります。

複合フローリングは合板や集成材を使用するため、丈夫でお手入れしやすいのが魅力です。表面が加工されているため防水性や耐久性も高く、扱いやすいため気兼ねなく使えます。無垢フローリングよりも安価で色やデザインも豊富、好みのものを選ぶことができます。

ただ、木の質感や風合いは劣るため、チープな印象になりやすくなります。無垢フローリングは削って補修できますが、複合フローリングは張り替える方法しかないのが難点です。

フローリングのリフォームにかかる費用は、施工範囲や工法などにより異なりますが、目安としては次の通りです。

また、リフォームする範囲だけでなく、リフォーム前はどんな床材だったのかによってもかかる費用は変わります。